絶滅危惧種になっている
天然うなぎ
死んだ祖父ちゃんが釣り好きだったこともあり
子供の頃から「天然うなぎ」を普通に食べてきた自分ですが
一般の方では自身が釣りをするか、そのような環境でないと
なかなか口にする機会はないと思います…
安定供給している「養殖モノ」は配合飼料を与えて1年ないし2年で
一気に大きく育てていますが、天然うなぎは自然界で育ちますから
成長する過程も、住んでいる環境もさまざま
清流にすむモノ、中流域にすむモノ、海水の混じる汽水域にすむモノ
同じうなぎでも色やカタチが違えば味も違うんです
僕は学者やうなぎ屋さんでもなければ全国を渡り歩く食通でもありません。
高級品と言われる「天然うなぎ」ですが養殖モノを食べなれている人には
物足りないのでは?と感じるくらい脂があっさりしています。
これは過去何度も天然を口にしてきた自身の感想です、
食通の方がいう秋から冬にかけて最高に脂がのった「下りうなぎ」でさえ
うなぎ屋さんで食べる特上サイズのパンチ力はありません…
これもあくまで自身の感想ですから調理方法や独自のタレでも違うかも知れません。
直接焼く関西風、蒸しを加える関東風でも食感や好みも個人差があるはず
ただし昨年の6月アナゴ目当てで、ある漁港に釣りに出掛け
たまたまですが特大のうなぎを釣り上げました!
アナゴはもちろんカサゴやタコが住むような岩礁のある場所でです
近くに流れ込む河川もない100パーセント海水の環境で釣り上げた天然うなぎ
産卵のため海に下るうなぎですから中には川を上らず海で生息するヤツもいるんじゃ?
姿カタチも今まで釣ったどのうなぎとも違っていましたからそう感じたんですけどね
コイツが実に美味かった!
過去に食べた天然うなぎの中で1番だと今でも思っています
うなぎ特有のお腹側の白い部分(天然はやや黄色い)がほとんどありません
以前ブログにのせたら「ヨーロッパウナギでは…」との意見も聞きました
ちなみにこちらは昨夜某河口で釣った天然うなぎ
2匹目の「海うなぎ」を求めて、いや食べたくて(笑)
今年も竿を出したいと思う世話焼きオヤジであります